(内容紹介)
実は、人間の体は、夜、眠っている間に「健康」をつくっています――。昼間は、体を動かしたり、食べたものを消化しするのに内臓を働かせたり、あるいは脳を使って考えていたりで、なかなか細胞は体の修復に集中することができません。細胞や遺伝子が、体の「再生」作業のために活動するのは、夜、眠っているときなのです。こうした睡眠中の再生作業には、「成長ホルモン」や「メラトニン」などのアンチエイジング・ホルモンが欠かせない働きをしていますが、現代人の生活ではこれらホルモンの働きをわざわざ阻害している人が多く見受けられます。それは、夜の睡眠が「再生の時間」であることを知らないからではないでしょうか。やってはいけないこと、あるいはやったほうがいいこと、こうした情報さえ手に入れて実行すれば、あとは眠っているうちに健康な体はより効率的につくられていくはずです。本書では、睡眠を『再生工場』として位置づけ、工場を効率的・効果的に稼動させる術を紹介していきます。工場をフル稼働させるための体内環境づくり、働き手であるホルモンを最大限に働かせる方法など、わかりやすく、順序立てて説明していくものです。やることをやれば、あとは眠るだけ。その意味で本書は、いわゆる「快眠のための本」ではなく、「体の再生のための本」となります。
根来 秀行
1967年生まれ。東京都出身。ハーバード大学医学部内科客員准教授、ブリュッセル自由大学医学部客員教授、東京医科歯科大学医学部臨床教授、日本内科学会総合内科専門医、米国抗加齢医学会日本学術顧問、日本抗加齢医学会評議員、産業医、東京海上顧問医、医師、医学博士。東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。東京大学医学部第二内科・腎臓内分泌内科・保健センター講師、東京大学大学院新領域創成科学科講師などを経て、2006年よりハーバード大学医学部内科客員准教授に就任。2008年よりベルギーのブリュッセル自由大学医学部客員教授、2009年4月より東京医科歯科大学医学部臨床教授も兼任。専門は内科学、腎臓病学、循環器病学、代謝内分泌学、抗加齢医学、遺伝子治療、美容内科、プロスタグランジン、G蛋白など多岐にわたる。欧米の大学と共同研究を進め、国際的に最先端の臨床・研究・教育医学分野で活躍中
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